基礎化粧品は、本当に″皮膚の基礎作り″に役立っているのでしょうか。
実は、今の化粧品には、基本的に肌に″作用″があってはいけないという決まりがあるのです。
″化粧品で肌が美しくなる″ことは″作用″ですから″肌が美しくなる化粧品″は本来ないのです。
さらに、誤解されやすいことですが、「基礎化粧品」であっても、皮膚からみればゴミや汚れと同じものなのです。
なぜなら、「基礎化粧品」も「メイクアップ化粧品」と同様に、人間のからだの組織とはほど遠い原料で作られているからなのです。
簡単にいってしまうと、「人間の体の組織と同じ成分を持つ」化粧品ならば、人体の基礎である細胞は、細胞内液と細胞外液からできている。
細胞外液にはナトリウムが、内液にはカリウムが満たされている。
カルシウムとマグネシウムは、これらナトリウムとカリウムのバランスを調整する役目を担うじみはきわめてよくなります。
しかし、今の化粧品の大半は肌にとって″異物″でしかありません。
ちょっと専門的になりますが、化粧品のほとんどの原料はナトリウム塩であるというところに問題があるのです。
ナトリウムだけでは、細胞のまわりの細胞間液しか構成できず、細胞の内液に必要なカリウムが不足します。
このバランスがくずれると、ナトリウムは細胞内の水を脱水する作用がありますから、肌の水分保持にむしろ害があることになります。
ナトリウム、カリウムと何やら化粧品の話ではないようですが、この″脱水″という状態は、たとえてみれば、野菜が食塩(純度95%以上の塩化ナトリウム)のように干からびてゆく様子と同じなのです。
もちろん、ナトリウムもからだに必要な栄養素(ミネラル)です。
ただ、からだには他のさまざまな栄養素も不可欠で、バランスのよいとり方が大事なのです。
これは食生活に対する考え方とまったく同じです。
細胞の中でも、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどがバランスをとって、からだを動かしています。
ですから、肌に必要なのは″ミネラルバランスのよい基礎化粧品″ということになるのです。
しかし、一般の市販品の中にはなかなか見当たりません。
化粧品が、このようにミクロの目で見たとき、肌に実際どのように働いているか。
どのようなものを選び、どう使えばいいのか、基礎化粧品から具体的に検証していくことになります。
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